「感想」でも書いたように、Part4の最後のセットだけムズかったです。
と、いうのも、
「分かりやすい日常でもビジネスシーンでもなかったから」です。
まさに、満点をディフェンスするための問題といって良いかもしれません。
内容冒頭は確か、こんな感じでした。
「んじゃさ、演者さんたち集まって!リハします・・」という劇団(舞台)監督?の喋りでした。
このシーンの想定をできている人は、
TOEICハイスコアの猛者でもあまりいないでしょう。
rehearsalsという「リハーサルズ」という、
複数形のリハーサルは反応を遅らせましたし、
「何がsoonerで何がlongerなのか」のリテンション、
最後に前の劇団の御下がり着るからサイズ調整よろしく!みたいな感じで、
いつもなら、Part5に速攻いく足を止めて「ぐむむ」と止まって、
内容を脳内で私も思わずrehearsalしました(笑)。
難しいセットほどガッ!となるので逆に内容を覚えてしまうものなのでしょうか。
一昔や韓国模試は「オーディションの話」とかで、
「君は才能ある!何度でも受けなよ」みたいに、
ビジネスの面接の派生形だったのですが、
今回のように舞台現場の風景の問題セットは本番ではじめて遭遇しました。
おそらく模試に載ってたら「こんなのでねえよ!」とか、
一蹴していたかもしれません(笑)。
AKB48とかアイドルが流行ってるからの出題でしょうか。
ETSも、少しお茶目なとこがありますねえ。
閑話休題。
私は昔から、
「印象深く遭遇したことを結構いつまでも覚えている」という能力があります。
これは『ダヴィンチコード』を友らと観に行った時、
主演のトムハンクスが、映像をぶわっ!っと浮かべて、
思考するシーンがあるのですが友人が「あれはスゲかった」といっていて、
「え、普通じゃないの?」で自己認識させられました。
特に耳(音)の情報はヤバく、今は平常時は耳栓がないと眠れません。
逆に興味がないことは、記憶から完全デリートされています。
TOEIC用のテクニックに変換する場合、
特にストーリーがあるPart3/4では、
背景知識とともに「枠組み」を作って側頭葉に保管していきます。
「はいオフィス、はいラジオ、はい電話、はい空港」みたいに。
空港は大体、便の遅れや変更や、チケットの予約ですから限定的です。
選択肢が多いオフィスや電話でのやりとりは、
「話者の表情」を1シーンでいいので、
脳に放り込んでおくと、後で思い出しやすくなります。
ただ、Part2は流石に無理ですね(汗)。
側頭葉に放り込んでいる間に次の問題が来てしまいますから・・。
大人数が受けるテストっていうのは、
TOEICでも英検でも宅建でもそうだと思うのですが
構造を捕まえておけば、あとはクセを応用させるだけです。
時間設定と出題の枠組みがある試験の、
ほとんど全てはこの
「クセ読み」が攻略法といえるでしょう。
今回の「演劇リハーサル、打ち合わせシーン」は、
時空間でいえば、
本番への「準備」という枠組みでは頻出パターンですが、
「語られた物理空間」が、少し特殊パターンのような気もしました。
最後のセットですし、
高得点防止問題と思われ多くの人は気にしなくて良いですが、
900オーバーを狙う人は知っておいた方が良い知識なので書いてみました。
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