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茂木健一郎のTOEIC批判は「仏教」で考えればスッキリする。

TOEICが大嫌いで有名な茂木さん。
個人的には「満点」とはいわないまでも、
970点くらいとって文句言えば少しは説得力あるのになあと思う。
5月から新しいテスト形式になるようですし!

※茂木さんの記事
http://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1916371.html

TOEICは「仏教」で考えるとスッキリします。

結論から書くと「TOEICは極楽浄土」だということ。

は?(はいはい、今から説明しますからね〜)

まず、釈迦が説いた「オリジナル仏教」には、
ヤ※ザさんが刑務所から出てきた時に使う「娑婆(シャバ)」と、
悟りの境地を開いた者のみが行ける、
「涅槃(ねはん)」の2元論です。
つまり、茂木さんが説いているのは「オリジナル仏教」なわけです。
常に、英語を使ってバリバリ仕事したり研究しろ!と、
「涅槃に向かう考え方」を説いているからです。

一方、新しい仏教では、
「娑婆と涅槃だけじゃ、分かりにくくね?」ということで、
「(極楽)浄土」という考え方(概念)を後から付け足しました。
つまり「娑婆ー浄土ー涅槃」の「3元論」となります。
あなたの家が「浄土宗とか浄土真宗」など鎌倉時代で習った、
新興仏教なら「3元論」を採用しているということになります。
この「浄土」の1つの現代版の具現化が「TOEIC」なわけです。
「涅槃」に行けるまでの修行の場といえるでしょうね。

ゆえに TOEICは、
どうしても狂気じみた「宗教論争」みたいになってしまいがちです。
TOEICで商売をする人は「浄土の番人」といえるでしょう。
英語を使ってバリバリ仕事をしたり、通訳したり、
論文を書く人は「涅槃の住人」といえます。

もちろん格上なのは「涅槃の人々」なわけですが、
「浄土」の住人も自らにプライドを持って頑張っています。

翻って、
ヨージ・シュナイダーを客観的に観察すると、
「浄土と涅槃を行ったり来たりしている愉快な人」と、
いうことになります(笑)。

お釈迦様は、
「別に、どっちでもいいんじゃね?本人が満足して楽しければ」と、
言ってくれてるような気がしてなりません。

こんな感じで、世界人口の2%しかいない日本人を、
生温かく見守ってくれていることでしょう(笑)。


ただ、個人的には、
浄土の番人が調子に乗って「変な本」をだすなど、
「浄土に留まらせるようなビジネス/慣れあい」はアカンと思います。
ちゃんと「涅槃に行けるように」サポートしてあげたいところですね。
 
JUGEMテーマ:TOEIC攻略

comments

ヨージ先生、お久しぶりです。
相変わらず鋭くて説明わかりやすいです^^。
久々にヨージ節に触れられて感涙。
お忙しいと思いますがまたブログ記事かいてくださいね!

追伸
この前のIPテストで880までいきました。
900超えたら助言通りTOEICはきっぱり辞めます。

  • 谷です。
  • 2016/03/17 8:09 PM
   

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