August 2013  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

なぜか人気の「TOEI単語帳」を調査。

本屋に積んであってのでチェック。
大学の生協とかで人気ありますよね、この本。
NEW EDITION がでた模様。

本屋に積んであったので早速チェックしてみました。
 TOEIC(R)TEST英単語スピードマスター NEW EDITION

「結論」
ズバリ、この作者さん、実際に(毎回)TOEIC受けていませんね。
2012年に出まくったコロケーションや難単語が全く網羅されていません。

※昔のTOEIC本は、こんな感じのテキトー本が結構あったようですが、
韓国本や攻略レベルが上がっている今も普通に出版されてるとは驚き。
華麗に avoidance しましょう(笑)。

------------------------------------------------




そろそろ、金のフレーズを超える単語帳を待つ。

JUGEMテーマ:TOEIC攻略

半沢直樹の今後。※ネタバレにご注意ください

原作は私が米国から帰国後、
「日本っぽさ」を取り戻すべく読んだ2冊である。
まさか、こんなに流行るとは!笑
まさに「驚きの10倍返し」である。
でも、ちょっと時代を先取りしたようで嬉しい。

さて内容。
※ネタバレにご注意ください。

5億円を回収し、倍返しにも成功した半沢直樹。
いよいよ、テレビドラマでは第二部がスタート。



話は5億円回収の約1年後から始まる。
半沢は次長に昇進し、エース級の活躍を見せている。
単行本では『花の〜』の方だ。




今回(第二部)の内容は、お察しの通り、

半沢直樹(堺雅人) VS 大和田常務(香川照之)である。

ここに「復活の近藤」が加わり、
「伊勢島ホテル」と「タミヤ電機」がからむ。
渡真利(ミッチー)を黒幕に予想する人もいるが、
残念ながら役回りは1部と「ほぼ同じ」である。
新撰組の山南さん(半沢)と源さん(戸越)を重ねる人もいるかもしれない。

ドラマが、どこまで原作通りに進むか分からないが、
大筋は変わらないだろう。
最後は半沢が当然、勝つのだけど、
皆が思うような快勝ではない。
勝つには勝ったけど・・・ってな結論が原作である。
まあ続編ありげな終わり方なので、楽しみは楽しみ。

一見ドライな金貸しの話だが、
最後は1部と同じように「家族愛」が決定打となる。

観光業のマネジメントにも関わる私的に言わせれば、
日本のホテル会社が、IT企業を買収しようとする、
現実離れした方策もあるが、その他は現実味溢れる内容である。
仲間、裏切り、見栄、義理、正義、機転・・。

鷲津ファンド『ハゲタカ』のように、
冷酷非情でマシーンのような頭脳と策略を張り巡らすというよりは、
1部もそうだったけど根回しや、
しらを切るといった人間の切ない部分の描写が多い。
その鬱憤の蓄積に「半沢がドカーン!」で爽快感をデザインする。
サザエさんシンドロームを払拭すべく、
「日曜」のドラマにしたTBSは天晴。

描写の多さといえば「探す」ことがとにかく多い。
隠ぺい資料や書類など「また探すんかい!」みたいな。
とにかく、いろんな人が、いろんなものを探しまくる。
井上陽水の歌が聞こえてきそうである。


そんな池井戸作品ではあるけれど、根源的なエネルギーはズバリ、

「ヒューマニティ」であると思う。

作者の池井戸さんは、岐阜の超がつく田舎育ち。
そこから、一気に東京の大学、
それも坊ちゃん、お嬢さんが揃う慶応、
そして現:東京三菱UFJ銀行に7年勤務した。

作者の心中を察するに、上京時の違和感は凄かったのだろうと思われる。
九州の心臓部、福岡市博多区出身の私ですら上京したての頃は、
「なんだかなあ」という思いがあった(今もあるけど)。

その違和感の表現の場が、
たまたま関わった銀行であり、半沢直樹だったと思われる。

半沢、近藤、渡真利、大和田、中野渡、戸越、黒崎、岸川・・・
多すぎる登場人物であるが、
それもまた意思決定が遅い日本の大企業の姿を表現しているのかもしれない。

映像でどう表現されるか、楽しみに次の日曜21時を待つ。




第三部、本屋に買いにいこうっと。




JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
 

【Story3-06】アゲインの法則。

123>|next>>
pagetop