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改めて「文型」を考える人(4文型)。

英国ノッティンガム大学に留学時代、

私の中では空前の「4文型ブーム」が起こっていた。

 

日本人の英語学習者(特に中上級者)の「鬼門」は、

5文型ではなく「4文型」だと私は考えている。

 

SV(O1)(O2)

 

「4文型の基本意味は(O1)に(O2)を与えるだよ」

 

様々な英語の先生が言いますが、これは初級者の教え方。

 

確かに、

give / provide / share / bring / hand / offerなどあり、

「与える(供給する)」の意味になる。

 

一方で、

do / write / envy / wish / denyなども4文型OK。

広義の意味では「与える(供給する)」かもだが、

少々、苦しい解説だと思われる。

 

また、

 

(O1)(O2)はネイティヴも面倒なのか、

よほどの短文ではない限り、ビジネス現場でも、

 

☆S V (O2) 前置詞 (O1)

 

この形にする、3文型変換の方が多い。

 

そこで留学時代、私は英語ネイティブに、

「英会話で4文型を使い、いかに通じるか?」

というミッションを自分に課し、

毎日のように4文型を駆使してspeakingした。

 

4文型の英会話で大事なのは「抑揚」と「リズム」である。

 

英語ネイティヴは、

「どうせこいつは簡単な英語しか使ってこない」と思ってる。

そういう奴に「お!」と思わせるには、

 

4文型を華麗に使いこなすことが重要であり、

ビジネスでも「ほう。」と思われることが多い。

 

例えば、無理な発注を受け、

 

「今週は無理です。2週間待ってただけますか?(そうするとできます)」

 

と言いたい場合、

 

あなたなら、どう表現するだろうか。

 

私ならこう言う。

 

I'm afraid we can make it this week, so, two weeks give us plenty of time to get them ready.

 

 

「無生物主語 give O1 O2」

 

これはかなり使えることが分かった。

 

こういう自分が使いこなせる黄金パターンを、

2−3つ持っておけば、4文型はおもしろい。

 

あとは抑揚とリズムで、

O1とO2を明確に発話すると「英語を使ってる感」がでてくる。

 

音声は、またいつかの講義で。

 

 

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